国立競技場で行わたパナソニック対東芝の決勝戦。30-21でパナの勝ち。予想通りでしたが、パナ側からすれば、苦戦。まぁ、決勝だからそう大差はつかないものですので、想定内と言えばそうでしょうけど。
光っていたのは、パナのSO(スタンドオフ)のバーンズ。彼は豪州代表CP51を持つ大物ですが、今期からの途中加入。入団契約は早い時期から決まっていましたが、実際にチームの合流したのは、TOPリーグが始まる直前だった気がします。
NHKで見てましたが、彼がいなければ今期のパナの優勝はなかったかもしれない。トップリーグのMVPにも輝きました。チーム合流後、半年間であれほどチームに溶け込んだ選手はいない気がします。
一昔前に三洋電機(パナの前身)のSOと言えば、トニーブラウン。彼はニュージーランドのオールブラックスのSOでもありました。彼のプレースタイルは、堅い守りとキックを使ったエリアマネジメント。
見ていて安定はしていましたが、キックが多すぎて、バックスの選手になかなかボールが渡らず、可憐な展開ラグビーとはいきませんでした。
バーンズもキックで陣地を取りますが、トニーと比べると、バックスにパスを回して、展開するので、わくわく感が違いますね。
それに答えるだけの走力、技術がパナのバックスにはあります。特に、両ウイングの山田と北川のスピードはすごい。
また、楽しい試合を今度は生で見たいものです。
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