こんにちは、司法書士の大西です。
今日も破産について、お話します。
破産をするために、最も重要なことは裁判所に破産書類を提出（これを申立といいます）することです。
ご依頼者の方（一般の消費者の場合）にお取り寄せをお願いする代表的なものは
・住民票（本籍地記載あり・世帯全員）
・賃貸借契約書（借家にお住まいの場合）
・ご依頼人の郵便局や銀行の通帳
・各種保険の証券と解約返戻金見込み額証明書
・直近２年分の源泉徴収書や課税証明書
・直近２か月の収入を証する書面（給与明細）
といったところです。
どれも、集めることはそう難しくはありません。
その他、必要となる書面はいくつかありますが、個々の事案によって多少異なります。
あと、作成をお願いしなければならないのが、家計収支表です。
ところで、破産申立書類というのは、各裁判所によって様式が決まっています。ここで、重要なことは、うそを書かないということです。
虚偽の報告をすると犯罪になったり、破産が認められなくなる危険性が高まります。
正直に報告して、しっかり反省し、今後の生活を見つめ直すことが重要です。
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