寒い朝のこと

(どうでもいい話)

今日みたいに寒い朝は、なかなか布団から抜け出せないものです。

特に、子供は眠気と寒さで、起こしても、布団の中でミノムシみたいにじっと膝を抱えたまま身動きできません。

 

 

息子9歳のこと。「起きなさい」とお母さんから声をかけられても、反応なし。

約10分後にようやく、布団から出てきたと思ったら、ストーブの前で正座。

 

じっと寒さと眠気を我慢しているかのよう。

親のほうは何かと片付かないから、「早くしなさい」と。

 

 

彼を見て、幼かった自分のことと重ね合わせます。

母親から寒~い朝に起こされても、布団から出てこれませんでした。

ただそれだけじゃない。母親はまだ布団の中にいる僕のところへ、朝食を持ってきてくれました。ラッキーとばかり、布団のぬくもりを感じながら、顔も洗わず、着替えもせず、朝食をとったことを覚えています。

僕の横には2つ年下の弟が、横で同じようにご飯を食べていました。

 

 

自分の小さい時のことをよく覚えているので、息子には強く言えません。

15分後に、洗顔、着替えを済ませた息子がテーブルで朝食をとりだしました。

 

 

息子が何か立派に見えてきてしまう。